ROBOTAMIインタビュー【自由塾 中島先生】
都内に3店舗の塾を展開中の「自由塾」中島先生にROBOTAMIの導入から現在に至るまでをインタビューさせて頂きました。
【自由塾データ】
所在地:入谷・日暮里・町屋
ROBOTAMI受講生数:合計16名
運用期間:3ヶ月
ROBOTAMI教材について率直な感想をお聞かせください
当塾でロボットプログラミング教室を始めようと思った時に、正直他社製品と比較検討しました。作って終わりのロボット教室、ただプログラミングするだけのプログラミング教室の製品とROBOTAMIとでは一線を画すると言う所ですね。
「自分が作った物を自分の指示で動かす」ROBOTAMI製品はその部分が段階を経ながらしっかり構築されています。
またテキストがよく作られているのも良いですね。理科的な学習の部分もありますし、自分が作ったロボットで実験したり友達とゲームで競ったりと、子供達を飽きさせない工夫が満載といった印象です。
体験会で生徒や保護者の反応はいかがですか
それはもうすこぶる良いです、当初想像していた以上の反応ですね。体験会で作ったモデルを持ち帰りたいと言って泣き出した生徒も数名居ましたし、当塾の体験会では保護者の方も一緒に参加して頂いてますが、中には子供以上に熱くなって熱中されているお父さん、お母さんもいらっしゃいます。
親御さんの感想として結構多いのが「うちの子こんなに集中出来るんですね!」とびっくりするお父さんお母さんがいらっしゃいますね。
ROBOTAMIの開講で意外だった点や苦労した点はありますか
強いて言えば子供たちが熱中しすぎて中々切りよく時間通りに終われない所が、講師たちも苦労している所みたいです。嬉しい悲鳴です。
また、生徒によって組立てたりプログラミングするスピードに個人差がありますので、その部分をどう調整していくかが一番の課題でしょうか。
開講するにあたりROBOTAMIはここが良かった、ここが良くなかったと言う点はありますか
FC料がないと言うのは正直決め手となりました。それと自由度が高い。他の教材と違いFC本部からの縛りがないので。裏を返すと自分たちで考えてやらなければなりませんが。
それと、まだ始めたばかりの事ですので、割りと広告費は掛けてます。時期にもよりますがポスティングや新聞折込で一度に7,000枚~20,000万枚くらい撒いてます。
立ち上げ当初は自分たちでポスティングしてましたが、その時は1,000部も撒いてないのに7組も(体験授業申込みが)来ました。
ROBOTAMIで学習している生徒さんに何か変化はありますか
このロボットプログラミングをやろうと言う子は、意外と自分を出せないシャイな子が多かったりします。体験会の時や正式に受講したばかりの頃は口数も少なくて中々自分を出せない子が多いのですが、回を重ねる毎に積極的に発言する様になったり、時間前に塾に来て喜々として机の前に座っていたり。何だかだんだん生き生きとしてくる感じがしています。
また、当塾では小学校1年生~6年生まで同じ時間帯で受講しているのですが、学年の違う生徒同士がだんだん打ち解けて、時に協力しあったり、時に競争したりと学年の壁を超えてどんどん仲良くなっていくのが嬉しい変化だと言えますね。
通常教科で通っていた生徒がロボットプログラミングを始めてると、通常教科だと落ち着きがなくて途中で投げ出す様な生徒もほぼ90分間集中して机に向かっている姿は、私も驚きながら見ています。
それから、普段はお母さんが付き添いで来る生徒が、一度だけお父さんと来た時の事です。お子さんが受講している間、お父さんは隣でずっと本を読んでいたのですが、終わった後に「うちの子こんなに集中出来るんですね」と言って帰られた事は印象に残っています。
ロボットプログラミングは子供たちの将来に必要だと感じますか
それはもう間違いなく必要な物だと確信を持って言えます。
ロボットプログラミングはプログラマーを育成する為のものではありません。もちろんこのロボットプログラミング教室を通じてそのような道に進もうと動機づけされる子は居るでしょうけれども、大事なのはそこではない。どんな道に進もうとこれからの時代を生きていく子供たちには絶対に欠かせない力があると思います。
それは試行錯誤力です。そのような力を育成するために、当塾では以前から普段の授業の中でもパズルを取入れたりしてきました。子供たちは自分で考えて試して失敗してまた試して…トライアンドエラーをくり返しながら筋道立てて物事を考える力を養っていくのです。
それこそが自らの道を切り開く原動力となります。そういった力を養成するのにロボットプログラミングが最適な素材であると考えています。
取材日:2017年9月7日